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2021年4月25日日曜日

72週目:4月26日~5月2日のリーディングマラソン予定

前週、71週目;あさのあつこ「10代の本棚-こんな本に出会いたい」、池田晶子「14歳の君へ-どう考えどう生きるか」、佐治晴夫「14歳のための物理学」、森乃おと「草の辞典-野の花・道の草」、福岡伸一「わたしのすきなもの」の計1,037ページ、71週目までの累計は80,548ページです。

 あさのあつこ「10代の本棚-こんな本に出会いたい」は有名な作家の方々の本との出会い、関係について、そして10代の私たちに向けてお勧めする本がまとめられていました。「トルストイ作 戦争と平和」「ディマ・フィス作 椿姫」などの本が気になりました。また、「赤毛のアン」や「老人と海」などの読んだことのある本も紹介されていました。読んだことのある本もあさのあつこさんたちの人生の中での関係が紹介していたので、自分の感じ方と比較するためにも改めて読み直そうと思いました。

 池田晶子「14歳の君へ-どう考えどう生きるか」は悩む時期の多い中学生に向けて人生の生き方につい書いてあるエッセイ本でした。私は「意見」という章が一番心に残りました。この章には自分の考えを持つということについて書かれていましたが私は最後の言葉が印象的でした。この章の最後に「大勢が考えていることでもそれが正しいわけではない」と書いてありました。ただ人の意見に引きずられていくのではなく、少し批判的な考えもあっていいのかなと思いました。中学3年生になって様々なことに対して自分の考えをしっかりと持っていきたいと感じていたところだったので、とても良いアドバイスになりました。

 佐治晴夫「14歳のための物理学」は「考える」ということを身の回りの物理計算を使って書かれていました。私が一番面白いと思ったのは「空はなぜ落ちてこないのだろう?」という疑問です。中国の故事成語「杞憂」のお話から生まれた疑問ですが、これを物理的に考えます。小学生の時に「空想科学読本」という本を一時期読んでいたのですが、それのもっと大人向けの本でした。普段何気なく起こっている出来事について疑問を問いかけていくのも一つの楽しみだと思いました。

 森乃おと「草の辞典-野の花・道の草」はすごくおしゃれな本で気になっていたので買いました。この本は題名のようにいわゆる雑草と呼ばれる植物たちの辞典でした。私はこの辞典に花言葉が書いてあるところがいいなと思います。この本を読んでると森の中にいる気分になります。最近あまり読んではいませんでしたがまた読んでみたいと思います。


 福岡伸一「わたしのすきなもの」は著者の福岡伸一さんの大切にしているものが写真とエピソードとともに紹介されていました。おもちゃから生き物まで様々なものがありました。私は猫のはるみが一番印象的でした。福岡伸一さんのお母様が大切にされていた猫だそうです。写真が本当にかわいくて一番心に残りました♡
私も大切なものを入れておく箱を作り保管してみようかなと思いました。

72週目:4月26日~5月2日は次の本(計1,126ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・橋爪大三郎「面白くて眠れなくなる社会学」(PHP研究所)P262
・重松清「とんび」(角川文庫)P420
・重松清「その日のまえに」(文春文庫)P365
・阿久悠「凛とした女の子におなりなさい-日本人らしいひと-」(暮しの手帖社)P79

2021年4月18日日曜日

71週目:4月19日~25日のリーディングマラソン予定

前週、70週目;リチャード・バック 、五木 寛之 (翻訳)「かもめのジョナサン 完成版」、井上靖「しろばんば」、川崎 悟司「カメの甲羅はあばら骨 -人体で表す動物図鑑-」、能勢 博「ウォーキングの科学 -10歳若返る、本当に効果的な歩き方-」の計1,222ページ、70週目までの累計は79,511ページです。

 リチャード・バック 、五木 寛之 (翻訳)「かもめのジョナサン 完成版」は聞いたことのある本でしたが手にとって読んだことはなかったので選びました。1970年にアメリカで発表され、全世界で4000万部が売れた大ベストセラーです。主人公は、題名の通りカモメのジョナサンです。ジョナサンはより速く、より自由に飛ぶことをずっと追求して日々工夫と訓練をしています。しかし、仲間はジョナサンの考えが理解できず群れから追い出してしまいます。私は群れを追い出されるまで自分の決めたことをやり続けるジョナサンの姿が素晴らしいと思いました。またジョナサンは群れを追い出された後も工夫と訓練を続けていきます。そしてその努力が実を結び、ずば抜けた飛行能力を身に付けていきます。その後ジョナサンを超える能力を持った2匹のカモメと出会います。そこからジョナサンはさらに高みへ、別次元の世界に入っていきます。この高次の世界にはジョナサンと同じように飛行に取りつかれたカモメたちがたくさん暮らしていました
ここでジョナサンは高度な飛行技術を学び、同じようなカモメたちにこの技術を教育することにしました。次第に弟子は増えていきますが、ジョナサンを悪魔と呼ぶカモメもたくさんいました。そして、ついにジョナサンは地上から姿を消していきます。私はこの本の最大の特徴であり、魅力になっているところはカモメたちを擬人化して描いているところだと思いました。この本には人間は一切出てこないのです。私たちは人間だからこの地球の生命を人間中心で見ていますがこの星には何兆もの生き物が生存し、それぞれの視点で見た世界があることを実感しました。

 井上靖「しろばんば」は小学生の頃一度読んだことがあったのですが、しばらく読んでいなかったのでリーディングマラソンを使って読み返しました。舞台はこの本の作者、井上靖自身が幼い頃住んでいた静岡県の伊豆半島にある山村・湯ヶ島です。大正時代の初期、この湯ヶ島に住んでいた洪作は、両親はいますが義理の曾祖父の妾のおぬい婆さんと2人で暮らしています。おぬいさんは母方の祖父母や叔父、叔母、曽祖父の本妻の方から「腹黒い女」と非難されていましたが、洪作はおぬいさんをとても慕っており、また、おぬいさんも洪作のことをかわいがっていました。この本は洪作が少年時代の様々な出来事を通して成長してく家庭が描かれていました。本当にいろいろなことが起こり、自分の体験と重ねたり、驚いたりすることがあるのですが、その中でも私はさき子さんのお話が最も印象に残りました。さき子さんは洪作の通っている学校の先生である中川先生との子供をつくってしまいます。しかし、その後ストレスから病気になりひっそりと亡くなってしまう、という少し悲しいお話ですが、これまで楽しいことやハラハラするような経験しかしていなかった洪作が初めて生命の死と向き合う場面で心がジーンときて、感動しました。「しろばんば」は本当に有名な小説で映画にもなっていたので今度ぜひ観てみたいと思います。

 川崎 悟司「カメの甲羅はあばら骨 -人体で表す動物図鑑-」は様々な動物の骨格を人間にあてはめながら骨格について学ぶというとても面白い本でした。まず題名にも書いてありますが亀の甲羅は人間のあばら骨に当たる部分だそうです。私は本の表紙に描かれている絵を見てすごく驚きました。この他にもカエルやトカゲ、馬などの多種多様な生物の骨格について人の体を使って紹介されていました。この本を読んで私は形は全く異なりますが、どんな生物も似たような機能の骨を持っいるという共通点も見つけることができました。生物の外見だけでなく、骨格や仕組みにも興味をもつきっかけになる本でした。

 能勢 博「ウォーキングの科学 -10歳若返る、本当に効果的な歩き方-」は私が今回の新型コロナウィルス感染拡大による自粛期間中を使って毎朝散歩とジョギングをして体を鍛えていたのを父が観察していたからか、選んでプレゼントしてくれました。この本にはウォーキングをすることの利点がたくさん書いてあり本当に参考になりました。ウォーキングを毎日するか否かで体力が格段に変わってくるそうです。またウォーキング一つで体力向上に大きくつながるので年齢を重ねても継続したいと思いました。
 
71週目:4月19日~4月25日は次の本(計1,037ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・あさのあつこ「10代の本棚-こんな本に出会いたい」(岩波ジュニア新書)P190
・池田晶子「14歳の君へ-どう考えどう生きるか」(毎日新聞出版)P192
・佐治晴夫「14歳のための物理学」(春秋社)P239
・森乃おと「草の辞典-野の花・道の草」(雷鳥社)P288
・福岡伸一「わたしのすきなもの」(婦人之友社)P128

2021年4月11日日曜日

70週目:4月12日~18日のリーディングマラソン予定

前週、69週目;外山滋比古「人に聞けない大人の言葉づかい」、凪良ゆう「滅びの前のシャングリラ」、柳田国男「遠野物語」、高橋源一郎「ゆっくりおやすみ、樹の下で」の計1,089ページ、69週目までの累計は78,289ページです。

 外山滋比古「人に聞けない大人の言葉づかい」は大人として恥ずかしくない手紙の書き方や相手の心証をよくする電話の応対などことばの教養が磨かれる本でした。私が面白いと思った章は第3章の「大人が使うあいまいな日本語」です。時々どのような意味なのか分からない言葉が日常であったのでいろいろなことを知ることができました。これから手紙を書くときなどはこの本に一度目を通すようにしたいです。

 凪良ゆう「滅びの前のシャングリラ」は「流浪の月」で2020年度本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの本です。登場人物は、学校でいじめを受けている友樹、人を殺してしまったヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香など人生をうまく生きることのできていない人たちです。そんな中一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びるということが耳に入ります。この本は登場人物たちが生きる意味を見つけ出していく物語でした。まずこの本が面白く読みやすいと思ったところは、この本が登場人物一人一人が主人公となった章で成り立っているという所です。「シャングリラ」「パーフェクトワールド」「エルドラド」「いまわのきわ」の4つの物語に分けられています。登場人物たちは様々な理由で地球なんか滅んでしまえばいいと思って今まで生きてきました。しかし、本当に滅んでしまうとなったときに一人一人の行動が様々でとても面白かったです。また読みたいと思いました。

 柳田国男「遠野物語」は柳田国男が岩手県遠野地方の民間伝承を全112話にまとめたものです。 私が一番面白いと思った小話は「カッコウとホトトギス」です。昔々カッコウとホトトギスは姉妹だったそうです。ある日姉のカッコウがイモを掘りました。そして自分な外の固い部分を食べ中の柔らかくておいしい部分は妹のホトトギスに上げました。しかし、妹のホトトギスは姉がおいしいところを独り占めしていると考え包丁で殺してしまいます。このことからカッコウは固いという意味の「ガンコ・ガンコ」となき妹のホトトギスは自責の念から「包丁かけた(ホーホケキョ)」と鳴くようになったそうです。神話ですが私は一番面白かったです。他にも昔から日本に伝わる小話について調べてみようと思いました。

 高橋源一郎「ゆっくりおやすみ、樹の下で」 は夏休みが舞台の物語でした。主人公は小学五年生11歳のミレイちゃんです。ミレイちゃんは鎌倉のおばあちゃんの館で夏休みを過ごすことになります。この館でミレイちゃんは不思議な体験をたくさんします。私はこの本のあとがき(?)をよんで驚いたことがあります。この物語にはムネヒコさんという方が出てきます。このムネヒコさんはフィリピンのルソン島で戦死された作者の高橋源一郎さんの伯父さんがモデルになっているそうです。小学生んミレイちゃんがこれ名でたくさんのことを経験してきたおばあちゃんのもとで様々なことに触れるほっこりとするような物語でした。
 
70週目:4月12日~4月18日は次の本(計1,222ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・リチャード・バック 、五木 寛之 (翻訳)「かもめのジョナサン 完成版」(新潮文庫)P198
・井上靖「しろばんば」(新潮文庫)P592
・川崎 悟司「カメの甲羅はあばら骨 -人体で表す動物図鑑-」(SBクリエイティブ)P192
・能勢 博「ウォーキングの科学 -10歳若返る、本当に効果的な歩き方-」(講談社ブルーバックス)P240


2021年4月4日日曜日

69週目:4月5日~4月11日のリーディングマラソン予定

前週、68週;小出裕章「隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ」、日隅一雄、木野龍逸「検証 福島原発事故・記者会見―東電・政府は何を隠したのか」、丸山貴史、今泉忠明 (監修)「わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑」、久留飛克明 「家の中のすごい生きもの図鑑」、今泉忠明(監修)「ざんねんないきもの事典」「続ざんねんないきもの事典」の計1,085ページ、68週目までの累計は77,200ページです。

 小出裕章「隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ」は、中学校の卒業研究のため再度読み直しました。前回読んだ時もそうでしたが、私は第一章が最も印象に残りました。第一章『被爆の影響と恐ろしさ』が原子力の恐ろしさについてよく知ることのできる場面だと思います。1999年に茨城県で原子力発電の事故が起きました。核分裂の連鎖反応が突然始まったことが原因でした。その時作業をしていた3名の方が被爆しました。事故で被爆した3名の方はそれぞれ18グレイ、10グレイ、3グレイという大量の放射線を浴びていました。8グレイを超えるとほぼ100%亡くなってしまうといわれているので、それをはるかに超えています。18,10グレイという大量の放射線を受けた2名の方は大きな病院で骨髄移植や皮膚移植など大きな手術を沢山受けました。しかし、皮膚の再生能力が徐々に奪われていき、毎日10リットルを超える輸血や輸液をしましたが、亡くなってしまいました。毎日10リットルの輸血や輸液をしていたと考えると原子力の威力がよくわかります。改めて、人間が危険なものを日々使っていることを学びました。

 日隅一雄、木野龍逸「検証 福島原発事故・記者会見―東電・政府は何を隠したのか」も研究の資料のため再度読み直しました。この本では作業員の被爆や、核物質による汚染水などの様々な問題について議論されていました。また、このような問題の責任者は想定外だったと言っているそうです。そう定義とは予想できなかったことを言うので、様々な分野の専門家の方たちが前から予想して指摘していた福島第一原発のことなどは想定外ではないのでは、何か事故や災害が起こったときに「想定外」という言葉が使われる時には、要注意しなければいけないと思いました。

 丸山貴史、今泉忠明 (監修)「わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑」は題名通り絶滅した理由が変わっている動物たちについてわかりやすく書かれ知多本でした。私はp64の「ニッポニテス」の絶滅の仕方が一番興味深かったです。「ニッポニテス」は白亜紀後期に生息していたアンモナイトの仲間である貝です。しかしアンモナイトのように渦巻に殻が巻いているのではなく、ものすごく複雑にこんがらがっているのです。他のかいとは違う巻き方に進化しましたがあまり有利にはならず逆に生活しにくくなり絶滅してしまいました。私は、今まで進化をしたらすべて有利になると思っていたので、他と違うように進化したがため絶悦してしまった生物がいることを知りました。

 久留飛克明 「家の中のすごい生きもの図鑑」は害虫として嫌われているゴキブリやノミのすごい能力について書かれていました。私が一番驚いたのは「ネコノミ」です。知っている方もいると思いますが「ネコノミ」はジャンプ力に非常に優れています。なんと自分の体調に100倍も高く飛ぶことができるそうです。「ネコノミ」は幼虫の時猫の体に住み着いて垢を食べて暮らします。そして成虫になったら血を吸って生活します。そして卵はなんと床などに適当に落とすそうです。なので掃除機を使って掃除しなければそのまま浮かしてしまうのです。一生をほとんど猫とともに暮らす「ネコノミ」だからこその能力だとおみました。

 
 今泉忠明(監修)「ざんねんないきもの事典」今泉忠明(監修)「続ざんねんないきもの事典」は生き物の面白い欠点についてわかりやすく書かれていました。私は「ざんねんないきもの事典」のP38のクジャクの欠点が面白かったです。孔雀のオスにはとてもきれいな羽が付いています。この羽は雌に求愛するときにとても役に立ちますがそれ以外は邪魔でしかないそうです。空を飛ぶのにも邪魔、動き回るのにも邪魔になります。また風が吹くと転んでしまうそうです。私たち人間から見るとおしゃれで素敵だなと感じますが孔雀視点では生活するときに非常に邪魔なものだと知り、とても面白かったです。

69週目:4月5日~4月11日は次の本(計1,089ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・外山滋比古「人に聞けない大人の言葉づかい」(中経出版)P222
・凪良ゆう「滅びの前のシャングリラ」(中央公論新社)P334
・柳田国男「遠野物語」(河出書房新社)P245
・高橋源一郎「ゆっくりおやすみ、樹の下で」(朝日新聞出版)P288

2021年3月28日日曜日

68週目:3月29日~4月4日のリーディングマラソン予定

前週、67週;小出裕章、西尾正道「被ばく列島放射線医療と原子炉」、安冨歩「生きる技法」、山口絵理子「自分思考」、大野正人「失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!」、斗鬼正一「開幕! 世界あたりまえ会議-私の「ふつう」は、誰かの「ありえない」」、本郷和人(監修)「東大教授がおしえる やばい日本史」の計1,130ページ、67週目までの累計は76,115ページです。
 
  小出裕章、西尾正道「被ばく列島放射線医療と原子炉」は放射線医療と原子炉にていて詳しく書いてありました。この本で赤ちゃんが体内にいるうちに被爆してしまったり、生まれてきてしまったりすると何らかの障害を持って生まれてきたり、最悪の場合死んでしまったりすることを知りました。このように原子力は事故当時だけでなく。そのあとも様々な問題を抱えています。一刻も早くこのような人たちが少なくなってほしいと思いま
した。

 安冨歩「生きる技法」は自立したり自由になったりしたときの方法について書いてありました。私は、自分の生き方は自分で決めるということを学びました。他人の生き方を肯定してばかりではいつか矛盾が生まれてしまいます。自分で正しいと思ったことはよく考えて他人に流されずに行動のできるような人になりたいです。この本は時間がなくてさらっとしか読めなかったので今度もっと詳しく読みたいです。

 山口絵理子「自分思考」まず、自分思考とは「自分を見つめ、見つけ出し、あくまで自分の価値基準=主観をもって道を切り拓くこと」です。この本は作者・山口絵理子さんの体験をもとに人生のプラスになることについて書いてありました。山口絵理子さんは埼玉県出身の方です。小学校のころはいじめによって不登校だったそうです。そんな中、中学生の時柔道に出会います。そして「男子柔道部」に唯一の女子部員として所属し、全日本ジュニアオリンピックで7位になります。その後、慶應義塾大学総合政策学部に入学します。バングラデシュに興味をもち実際に訪問し、貧困や汚職といった現状を目の当たりにされます。そして貧困問題と現地の人々の生活を助けるために「マザー・ハウス」というお店を立ち上げバッグ、ジュエリーの販売などをバングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマー、日本、台湾、香港、シンガポールの直営38店舗で行っています。私がこの本を読んで学んだことは「一歩踏み出してみる」ことの大切さです。一歩踏み出さなければ何も始まりません。実際、山口絵理子さんも柔道にチャレンジしたり国際機関で働いたりと自ら行動をしています。私もこのことを見習って積極的に生活したいです。

 大野正人「失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!」は偉人の方々の失敗談について書かれていました。私は一番最後のページに書いてあった「父・母」の失敗談についてのお話が心に残りました。父・母の失敗は「愛しすぎる」だそうです。失敗の内容は怒りすぎた・叱りすぎたです。この本には、両親が怒りすぎてしまうときは私たちのことが好きだからだと書いてありました。好きだからこそ将来を心配して怒っていると書いてありました。最後のページにこの話を持ってくることが、少しほんわかしていていいなと思いました。この本で何度も出てきますが、人は失敗を何度も繰り返します。それを生かせるような人間になれるように努力したいです。

 斗鬼正一「開幕! 世界あたりまえ会議ー私の「ふつう」は、誰かの「ありえない」」は日本では当たり前だけどある国から見たら非常識、またその逆のしきたりについて紹介してある本でした。私が一番印象深かったのは「食事を食べているところを異性に見あれるのは裸を見られているのと同じくらい恥ずかしい」という国です。日本では性別関係なく食事を食べます。代わりに異性に裸を見られるのは恥ずかしいことです。しかし、この国では異性に食事を見られることは、裸を見られることよりも恥ずかしいらしいです。この国では男女格差がまだ残っているため、異性に食事を見られるのは恥ずかしいこととされているそうです。このほかにもたくさんの面白い国のマナーやしきたりが紹介されていました。

 本郷和人(監修)「東大教授がおしえる やばい日本史」は歴史上で有名な人物のすごいところとやばい、面白いところが書いてありました。すごいところは知ってる人も多いと思いますが、やばいところは豆知識のようであまり知らなかったのでとても勉強になり面白かったです。特に「李香蘭」の話が一番心に残りました。李香蘭は戦中、中国人女優として活躍していた日本人です。この李香蘭さんの知り合いに、川島芳子さんという方がいました。川島芳子さんは私も知っていたのですが、とてもかっこいい女性だったので李香蘭さんはお兄様と読んでいたそうです。これがやばい話として書かれていたのですが、私が印象に残ったのは川口芳子さんと仲が良かったということです。私の中では、川口芳子さんは亡くなってから時間がたっていて、しかも処刑された遠い存在のような方です。本や歴史の教科書で見るような名前の方と李香蘭さんがとても仲が良かったことがすこし新鮮でワクワクしました。李香蘭さんも遠い存在の方ですが、私が生まれているときにまだ生きていらしたのでそこだけ親近感がわいてます。他にも様々な人物の面白いところについて書いてありました。
 
68週目:3月29日~4月4日は次の本(計1,085ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・小出裕章「隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ」(創史社)P157
・日隅一雄、木野龍逸「検証 福島原発事故・記者会見―東電・政府は何を隠したのか」(岩波書店)P224
・丸山貴史、今泉忠明 (監修)「わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑」(ダイヤモンド社)P192
・久留飛克明 「家の中のすごい生きもの図鑑」( 山と渓谷社)P176
・今泉忠明(監修)「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)P176
・今泉忠明(監修)「続ざんねんないきもの事典」(高橋書店)P160

2021年3月21日日曜日

67週目:3月22日~3月28日のリーディングマラソン予定

 前週、66週;金菱清(ゼミナール)編集「私の夢まで、会いに来てくれたー3.11 亡き人とのそれから」、若松丈太郎「福島原発難民―南相馬市・一詩人の警告 1971年‐2011年」、小出裕章「この国は原発事故から何を学んだのか」(幻冬舎ルネッサンス)、宮台真司、飯田哲也「原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて」(講談社)、矢部太郎 「大家さんと僕」「大家さんと僕 これから」(新潮社)の計1,163ページ、66週目までの累計は74,985ページです。
 
  金菱清(ゼミナール)編集「私の夢まで、会いに来てくれたー3.11 亡き人とのそれから」は東日本大震災で大切な人を亡くした方々の夢に、その亡くなった人が出てくるという体験をされた方のお話がたくさん載っていました。私が最も心を動かされたのは、私立日和幼稚園に通っていた当時4歳の女の子を亡くした方のお話です。まず私は、この私立日和幼稚園で亡くなった子たちは人災ともいわれていたことを初めて知りました。この日、高台に残っていれば助かったのに、バスで園児たちは家に帰りました。またこの日は送迎の人数が少なかったこととから、いつもとは違う津波の直撃した場所を通りました。そして、園長にバスを戻すように言われ追いかけてきた保育士たちは、園児たちのことを見ないで自分たちだけ帰ってしまいます。また被災した後も助かったバスの運転手が、幼稚園側に被災したことを正直に伝えていれば、園児たちは津波のあとに起こった火災で亡くなったので助けられたかもしれませんでした。そして園児たちは横転したバスの車外で亡くなっていたそうです。そんな時、園児の母親はある夢を見ます。亡くなった子供が出てきて「バスはね、そもそも倒れてないよ」と言い事故の様子が流れてきました。母親はずっとバスが横転していたことに様々な矛盾と疑問を抱えていましたが、この夢の言葉ですべて理解できました。また震災から1年が経った頃にもう一度夢を見たそうです。その夢は亡くなった子が笑っていて抱きしめようとしても透明の壁が隔って近づけないという内容でした。東日本大震災の被災者の方々は、このように夢に亡くなった方が出てきたという方がたくさんいました。励ましの言葉、思い出、津波の時の怖い夢、別の世界に住んでいると感じさせる夢….など何かしらのメッセージをもって夢に現れてくれるそうです。経験をしたことにない私たちにとってはもう10年かぁと感じますが、被災した方はまだ10年かぁと昨日のことのように震災の記憶が残っていることを知りました。この大きな震災を私たちが忘れないように日々のお祈りを大切にしたいです。

 若松丈太郎「福島原発難民―南相馬市・一詩人の警告 1971年‐2011年」は福島第一原発が稼働した1971年から2011年までの詩などが書かれていました。筆者は原発事故から約40年前からすでに不安などを抱いていました。またチェルノブイリに事故後、視察に行っています。そして被災した地域のひどい姿を見て原子力発電所が本当に危険なものだと実感されます。早くから原発の危険性を身に感じていた若松さんは、ずっと危険性を告発していました。私はこの本を読みなぜこのように、危険性を訴えている方々の声を無視したのだろうと思います。他の事故の現地にも言っている筆者や、地震や原発の専門家が科学的に危険だと言っているにもかかわらずこのような大事故が起きてしまったのは、自然災害だけが原因ではないように思えました。

 小出裕章「この国は原発事故から何を学んだのか」の筆者小出さんは、どの意見も根拠がしっかりしているので、とても説得力がありました。私はこの本を読み一人ひとりが「生活様式」を変えることが大切だと学びました。私たちの使っている電気の中には原子力発電のものも含まれています。それでは原発という危険から逃れることはできません。そのためにはまず私たち自身が自らの電気の使い方など生活を見直すことが大切だと思いました。また、国は原子力発電所を私たち国民に安全だと説明していますが、なぜこのような事故があったにもかかわらずそのようなことを言っているのか不思議に思いました。この本には原子力発電所だけでなく政府や東電についても書かれていたので、責任者たちがどのような考えを持っているかというところまで知ることができました。そこで原子力発電所を再稼働しようとする理由は、一言でいえば「お金が儲かるから」だということも少し知ることができました。いろいろの本を読んで私自身も、原子力発電所に使われているウランは人間が扱えるものではないと実感してきています。そのような危険な物質を使って生活している自覚を持ち、生活を少し見直そうを思いました。

 宮台真司、飯田哲也「原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて」は原子力発電所についてのお二人の対談が書かれていました。まず私はこの本を通して「原発社会」という言葉について深く知ることができました。またこの本に出てくる「原発社会」は「原子力発電に電力の大部分を頼っている社会」ではなく「原子力がいけないものだと分かっていても同調圧力などによって変えることのできない、悪い心の習慣を持った悪い共同体」という意味を指していました。この本を読み大半の人は原子力発電所が危険なものだとわかっていることを知りました。しかし周りの「同調圧力」などによって、生活習慣を変えられないままでいるのです。私はこのことを知り一つ思ったことがありました。それは同調圧力を反原発側にもっていけばよいのではないかということです。難しいかもしれませんが、みんなが声を上げれば政府も少しは見直すのではないかと思いました。もちろん今もたくさんの方々が原子力発電所の危険を訴えています。それに私たちを含め反対している方や原子力発電所が危険だと思っている方々を集めれば、さすがに危機感を抱えてくれる人が増えるのではないかと思いました。この原子力発電所に頼って生活している習慣は少数の力では何も変わらない思うので、みんなで協力し合いながら積極的に取り組むことが大切だと思いました。また行動するには自分の考えを持っていないといけないと思うので、マスコミ委などの様々な報道に流されないようにしたいです。


 矢部太郎 「大家さんと僕」矢部太郎 「大家さんと僕 これから」この2冊は連作の漫画になっていて絵がとてもかわいかったです。筆者・矢部さんと大家さんのほっこりするお話でした。主人公の矢部さんは木造の2階建ての家に引っ越しました。1回はおばあちゃん大家さんが暮らしていて、2階が矢部さんの部屋です。この大家さんはとてもマイペースで、矢部さんが仕事から帰ってきて電気をつけると電話で「おかえり」と言ったり、雨が降っていると電話で「雨が降っているから洗濯物をしまいな」と言ったりととても距離感の近い少し変わった人だと思っていました。矢部さんは最初はこの距離感が新鮮で慣れませんでしたが、いつのまにかお互いかけがえのない存在になっていました。一つ一つのエピソードの空気感がとてもほんわりとしているので、元気のない日などに読んで癒されるのにいいと思いました💗

67週目:3月22日~3月28日は次の本(計1,130ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・小出裕章、西尾正道「被ばく列島放射線医療と原子炉」(KADOKAWA/角川学芸出版 )P208
・安冨歩「生きる技法」(青灯社)P187
・山口絵理子「自分思考」(講談社)P194
・大野正人「失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!」(文響社)P176
・斗鬼正一「開幕! 世界あたりまえ会議-私の「ふつう」は、誰かの「ありえない」」(ワニブックス)P181
・本郷和人(監修)「東大教授がおしえる やばい日本史」(ダイヤモンド社)P184

2021年3月14日日曜日

66週目:3月15日~3月21日のリーディングマラソン予定

 前週、65週;石黒圭「論文レポートの基本」、アンドレス・ダンサ、エルネスト・トゥルボヴィッツ、大橋 美帆(翻訳)「ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領」、カルミネ・アバーテ、関口 英子(翻訳)「ふたつの海のあいだで」、河野 進「河野進詩集」、香山哲「ベルリンうわの空」の計1,130ページ、65週目までの累計は73,822ページです。

 石黒圭「論文レポートの基本」は先週に引き続き中学3年生の卒業研究に向けて読みました。この本は大学生の論文について書いてありましたが、テーマ決めや構成など参考になるところがたくさんありました。まず論文というものは、自分で問いを立てて自分でこたえるものだというレポートとの違いを学びました。論文は序列の1)問う、2)調べる、3)資料と方法を選ぶ、4)本論の結果と分析を確かめる、5)考察、結論、6)まとめる、という6つの基本構成で成り立っています。まず調べ学習をするときに大切なのは「問い(Research Question)」を明確にすることです。またテーマと問いの違いについても学びました。「~について」はテーマでありそこからもっとくわしく「・・・は***なのか」という形にしたものを問いといいます。まずテーマを決めたらそれに当てはまるキーワードをたくさん出していきます。そこで問いを小さくしていきます。研究のサイズを小さくすることで、見通しを立てることができるそうです。そして最後に問いを洗練させます。問いに使われている語を定義することによって、答えを出しやすくなります。私は、3番目の問を洗練させるということを初めて知りました。テーマはだいたい決めたので答えを1年で出せるかなどのことを踏まえて、問いを立てて研究を進められるようにしたいです。

 アンドレス・ダンサ、エルネスト・トゥルボブィッツ、大橋美帆「ホセ・ムヒカ 世界一番貧しい大統領」は南米ウルグアイの前大統領ホセ・ムヒカ氏の生涯を描いた本でした。ムヒカさんは1935年に生まれ2010~2015まで大統領として就任していました。ムヒカさんは貧しい家庭で生まれ幼いころに父親は亡くなっています。そのため小さいころからパン屋さんとお花屋さんなどで働いていました。そして10代から政治活動を始めます。また、1960年代初期に独裁社会に反抗する非合法政治組織トゥパマロにも加わります。この時ムカヒさんは何度も投獄されています。そして出獄した数日後に「許すこと過去を盛り超えることがとても大切」だと説きました。1994年に下院議員に選出されトゥパマロ出身の初の国会議員になります。そして2012年の国連会議でのスピーチが世界中から注目され「世界で一番貧しい大統領」と話題になりました。いまムカヒさんは85歳です。今もなお月1000ドルで暮らしているそうです。私はムヒカさんの生涯を知り、投獄を何回も繰り返していたことに驚きました。貧しい家で生まれ育ったからこそ、大統領になっても生活に困っている方々の気持ちにより沿うことができたのだと思います。たくさんお金をもらえるような立場になっても、自分のことではなくすべての国民のことを考え行動しているムヒカさんを見習いたいです。

 カルミネ・アバーテ、関口英子「二つの海の間で」は、桜蔭中学校の入試問題で取り扱われていたため買った本です。この本では《いちじくの館》という所がキーワードになっています。昔、イタリア南部のティレニア海とイオニア海を見下ろす場所に《いちじくの館》という場所がありました。しかしこの《いちじくの館》は焼失してしまいます。この宿の再建を目指す祖父と孫がこの本の主人公になります。この《いちじくの館》の主の血を引くジョルジョ・ベッルーシはこの《いちじくの館》の債権を望んでいましたが、ある日突然逮捕されてしまいます。そんな祖父の孫フロリアンは祖父の行動や言動に反抗しながらも協力し心を動かされてきます。数世代かけていちじくの館を中心に物語は進んでいきます。私は《イチジクの館》が何度も何度も災難に見舞われながらも、辛抱強く完成してく姿が心に残りました。はじめはダイナマイトで爆破させられてします。また、祖父にお金を要求しに来た人によって壊されてしまったり、家の財政を支えていた食物や家畜が殺されてしまったりと、主人公たちの苦労が凄く伝わってきました。今回はあまり時間がなくて深く読むことができなかったので再度読み直したいです。

 河野進「河野進詩集」は日常の何気ない行動や景色と母親への想いを書いた詩集でした。私が一番心に残ったのはP74の

『ほかに』という詩です。

何が楽しいといって
泣いても笑っても怒っても
おさなごの顔ほど
明るく微笑ませて
くれるものは
ほかにありますか
天の父さまの
最高の贈り物です

 まず「天の父さまの最高の贈り物です」という箇所がいいなと思いました。人間はみんな幼子という時期を体験しています。その幼子の顔が天からの贈り物ということは「一人一人の顔や個性は神様からの贈り物だよ」というメッセージが込められているのではないかと思いました。大きくなっていろいろな考えを持つようになっても、お互いの良いところを尊重しあえるような人になりたいです。また、この河野進さんはクリスチャンで牧師さんでもあります。ハンセン病療養所に約50年間貢献したりマザーテレサの〈おにぎり運動〉にも携わっています。牧師さんが書かれた詩なので、聖書や神様という言葉が出てきてとても心にしみました

 香山哲「ベルリンのうわの空」は漫画でとても面白い本でした。この本はベルリンの面白い生活や日本と違うところなどについて、筆者の体験とともに描かれていました。私が日本にはないベルリンでよいと思ったのは「人々の親切さ」です。お酒に酔っぱらっている人がいると声をかけて話を聞いてあげたり、スリなどにあうと周りの人が助けたりと人々のかかわりが凄く深いと感じました。また、動物の殺処分が禁止だったり、リサイクル制度が盛んだったりと、環境のためにも様々な工夫がされています。私はとくにこのリサイクル制度が面白いと思いました。空のペットボトルを入れるとその店で使える金券が出てくるというものです。リサイクルに出さなければ損をするという制度を作ることによって、リサイクルするということが日常になっているのです。また、無職で困っている方たちのためにわざと下に置いていくときもあるそうです。私はごみによって動物が苦しんでいたり、飼い主の無責任さによって殺されてしまう動物がいることがとても悲しかったです。それをベルリンでは禁止にしていたり、対策をしていたりととても貢献をしていて素晴らしいと思いました。ベルリンに行ってみたいという気持ちが強くなった本でした。

66週目:3月15日~3月21日は次の本(計1,163ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・金菱清(ゼミナール)編集「私の夢まで、会いに来てくれたー3.11 亡き人とのそれから」(朝日新聞出版)P271
・若松丈太郎「福島原発難民―南相馬市・一詩人の警告 1971年‐2011年」(コールサック社)P158
・小出裕章「この国は原発事故から何を学んだのか」(幻冬舎ルネッサンス)P224
・宮台真司、飯田哲也「原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて」(講談社)P208
・矢部太郎 「大家さんと僕」(新潮社)P128
・矢部太郎 「大家さんと僕 これから」(新潮社)P174

2021年3月7日日曜日

65週目:3月8日~3月14日のリーディングマラソン予定

 前週、64週;小笠原喜康「中高生からの論文入門」、戸田山和久「新版 論文の教室 レポートから卒論まで」、辻村深月「傲慢と善良」、白川義員「聖書の世界」の計1,105ページ、64週目までの累計は72,692ページです。

 小笠原喜康「中高生からの論文入門」は中学3年生で行う卒業研究のために読みました。特にフィールドワークについて書かれている箇所をじっくりと読みました。フィールドワークをするときは、取材先・連絡先を調べ取材申し込みをする=>取材をする=>記録をする=>お礼をする、という手順で行います。取材も直接ではなく、メール取材や電話取材というものがあることを知りました。手紙は、メールより手書きのほうが気持ちが伝わりやすいそうです。遠方の場合もあるので必ずメールアドレスを送付することも忘れないようにしたいです。またフィールドワークは研究へ生かせるだけでなく、中高生がリアルに社会と接することのできる大切な時間だということも知りました。ぜひ勇気をもってインタビューをしようと思います。

 戸田山和久「新版 論文の教室 レポートから卒論まで」も同じく中学3年生の卒業研究のために読みました。この本では〈わかりやすい文章を書くために〉という章をじっくりと読みました。わかりにくい・読みにくい文章の特徴としては「主語がない」「体言止めがない」「文頭に対応した文尾がない」などです。主語がないと何に対していっているのかが分からなくなってしまいます。会話などでは主語がなくても伝わるときがありますが、実際に書いてみると内容が全く分からないことがあります。また、体言止めがないことによって理解が損なわれるわけではありませんが、時間や年月の場合は著者がその時の流れが速いと感じたのか遅いと感じたのかなど、どのような感覚で書いたのかが分かりやすくなります。また、文頭と文尾をそろえることは大切だと学びました。私も小学生の時の国語のテストで時々やってしまっていましたが、文頭を文尾とそろえることはとても大切だと学びました。「なぜなら」とかいたら「から」で終わらなければ不自然です。話がそれているように感じてしまうので推敲を何度もしてこのような間違いが起こらないように気を付けたいです。

 辻村深月「傲慢と善良」は恋愛小説でした。登場人物は西澤架とその恋人である坂庭真実です。真美は前からストーカーにつけられているという理由で架と同棲していました。そんなある日真美はストーカーが家にいるから助けてほしいという電話をし姿を消してしまいます。そして真美を助けるため架は尽力を尽くします。その間に真美の驚くべき過去を知ることになります。2人の出会いは婚活アプリですが信用したり疑ったりする人間の本質的なことは変わりません。だからこそこの真美のように嘘をつくなどの行動が描かれているのだと思いました

 白川義員「聖書の世界」は聖書の流れに沿ってその場面ごとに世界遺産や聖地の写真が載っている写真集でした。私が一番行きたいと思ったところはヨルダン川西岸地区のエリコの近くにあるジェベル・カランタール(誘惑の山)と修道院です。これはイエスが受礼後、荒野に入り40日間の断食修行をした際に記念して作られたものです。なぜ「誘惑の山」といわれるかというと子の断食をイエスがしているときずっと悪魔に誘惑されていたからだそうです。この修道院はなんと絶壁にあります。

私は歴史的建造物などを見ると「(歴史上の有名な出来事の)***をみてきたのだな」、「(歴史上の人物の)***もこの柱を触ったのだな」とすごく想像を膨らませてワクワクしてしまいます。ヨーロッパの教会などに入ったことがあるのですが、あまりイスラエルの聖地に入ったことがないので将来行ってみたいと夢がふくらみました。
 
65週目:3月8日~3月14日は次の本(計1,130ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・石黒圭「論文レポートの基本」(日本実業出版社)P222
・アンドレス・ダンサ、エルネスト・トゥルボヴィッツ、大橋 美帆(翻訳)「ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領」(角川文庫)P336
・ カルミネ・アバーテ、、関口 英子(翻訳)「ふたつの海のあいだで」(新潮社)P229
・河野 進「河野進詩集」P185
・香山哲「ベルリンうわの空」(イースト・プレス)P168

2021年2月27日土曜日

64週目:3月1日~3月7日のリーディングマラソン予定

前週、63週;辻村深月「スロウハイツの神様(下)」、マララ・ユスフザイ「わたしはマララ」、水樹涼子、文星芸術大学「まんが田中正造:渡良瀬に生きる」の計1,156ページ、63週目までの累計は71,587ページです。

 辻村深月「スロウハイツの神様(下)」は62週目で読んだ上巻の続きです。この間ではついに『コーキの天使』が誰だったのかがわかります。私がこの本を読んで感じたのは、『夢』をかなえることの難しさです。この本では成功をしている環などの苦労も描かれていました。とても仲の良い住人でも作品のすべてを肯定してくれるわけではなく否定的な意見もありました。その意見と戦う環が印象的でした。でもよい作品はたくさんの意見を出し合ってできていくものだと思うので、すべての作品をほめて肯定するよりも正直に否定的な意見があり、思ったことを伝えてくれる友達は素晴らしいと思いました。すごくリアルで夢に向かって走っている学生たちには、勇気を与える本だと思いました。私もたくさんの試行錯誤をしながら自分を高めていきたいです。

 マララ・ユスフザイ「わたしはマララ」はマララさんの活動していることが詳しく書いてありました。私はまず、マララさんは11歳からタリバンの考えは間違っていると主張していたことに驚きました。小学生で思ったことをはっきりと主張できる勇気などが素晴らしいと思いました。またとても有名な事件ですが、16歳の若さでテロにあっています。タリバンはマララさんが国際的に有名になることを恐れていたそうです。しかし、このテロによってマララさんは一躍有名になります。また14歳で国際平和賞の候補になり16歳で受賞されています。この本に載っていたマララさんの言葉で印象深かったのは『本とペンこそが私たちの武器である。一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが世界を変える。教育こそ解決策』です。小学生で自分の考えを主張し続け、私とほぼ年齢の変わらない16歳の時テロにあい国際平和賞を受賞したマララさんは私の尊敬する人です。マララさんとあまり年が変わらないことはとてもうれしく誇りです。私もマララさんを見習い身近なところからでも少しずつ社会に貢献できるような人になりたいです。

 水樹涼子、文星芸術大学「まんが田中正造:渡良瀬に生きる」は田中正造の障害が漫画で描かれていました。田中正造は明治時代に活躍した日本の衆議院議員です。足尾鉱毒事件の解決に力を注いだことで有名だと思います。田中正造は政治家になったばかりのころから様々な運動に参加をしています。逮捕された時もありました。この本を読んで田中正造も自分の考えをはっきりと勇気をもって主張できる方だと感じました。田中正造が衆議院議員として働いていたそんな時、自分の出身でもある栃木県の渡良瀬川付近で鉱毒事件が起こります。しかし政府は何度も田中正造が現状を訴えても積極的な鉱毒対策は行いませんでした。そのことに見かねた田中正造は、天皇に直接直訴をします。その他にも渡良瀬川の農産を復活させようと尽力したり、村の復興に貢献したりと全力を注ぎました。私は何度も何度もあきらめずに訴え続けるその覚悟を見習いたいです。地域のことだけを考え、自分の利益は全く考えずに行動することは本当にあるべき姿だと思いました。

64週目:3月1日~3月7日は次の本(計1,105ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・小笠原喜康「中高生からの論文入門」(講談社現代新書)P244 
・戸田山和久「新版 論文の教室 レポートから卒論まで」(NHKブックス)P320
 *上の2冊は中学校の卒業論文準備に向けて再読します。
・辻村深月「傲慢と善良」(朝日新聞出版) P416
・白川義員「聖書の世界」(新潮社)P125

2021年2月20日土曜日

63週目:2月22日~28日のリーディングマラソン予定

 前週、62週;木原武一「要約世界文学全集1」、木原武一「要約世界文学全集2」、銀色夏生「詩集 散リユク夕ベ」の計1,157ページ、62週目までの累計は70,431ページです。

 木原武一「要約世界文学全集1」は世界の有名な文学が紹介されている本でした。この本の中で私が一番興味を持ったのはマルタン・デュ・ガールの『チボー家の人々』です。この本にはジャック、ダニエル、アントワーヌという3人の少年が出てきます。ジャックとアントワーヌはチボー家の子息で兄弟です。ダニエルはこの2人の友達です。この本は3人の青春を戦前から戦中にかけて描いています。このチボー家はとても厳しい家で、規律正しく育てられたアントワーヌは医者に、逆に反抗児だったジャックは革命運動に身を投げ、ダニエルは享楽家になります。しかし戦争がこの3人の運命を揺るがしていきます。早く本編を読んでみたいです。
 
 木原武一「要約世界文学全集2」も世界の有名な文学が紹介されていました。この本で私が気になった本は、E・アラン・ポーの『ウィリアム・ウィルソン』です。この本は僕から見たウィルソンについて書かれた物語でした。私がこの本を機になった理由は物語の内容よりも作者にあります。このE・アラン・ポーさんんはすごく不思議な人だったそうです。破滅型の人間ですごく斬新な本が多いそうです。そんなE・アラン・ポーさんの世界観に触れてみたいと思いこの本を選びました。

 
銀色夏生「詩集 散リユク夕ベ」 、はじめは静かな詩や弁駁による悲しみの市が多いなと感じましたが最後のほうになると支えてくれた友達への感謝や未来への希望となるような詩集でした。
私は、
『感情はコントロールできなくても
 行動はできる
 我慢するのは意志の力だ
 望みをかなえるのは行動力だ』

という箇所が共感しとても心に響きました。
感情に任せて進んでいくこともできるけれど、すべては自分の意志だということに気づかされました。正しい事なのかを判断し努力して行動すれば夢がかなうことを忘れないようにしたいです。
 
63週目:2月22日~2月28日は次の本(計1,156ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・辻村深月「スロウハイツの神様(下)」(講談社文庫)P488
・マララ・ユスフザイ「わたしはマララ」(学研プラス)P429
・水樹涼子、文星芸術大学「まんが田中正造:渡良瀬に生きる」 (下野新聞社) P239

2021年2月14日日曜日

62週目:2月15日~21日のリーディングマラソン予定

 前週、61週;一校舎国語研究会「日本・名著のあらすじ」、一校舎国語研究会「日本・名著のあらすじ―精選40冊 」、星新一「マイ国家」、辻村深月「スロウハイツの神様(上)」の計1,214ページ、61週目までの累計は69,274ページです。

 一校舎国語研究会「日本・名著のあらすじ」は、名著と呼ばれる近代文学と古典文学のあらすじと読み方について一つ一つ丁寧に書かれている本でした。私は以前から知っていた本ですが、とても買ってみたくなったのは「とりかえばや物語」と言う物語です。登場人物は美男美女の双子です。この双子は面白いことに、女の方は男のような性格で男の方は女のような性格でした。これを見た両親は2人の性別を交換しようとします。初めは2人とも美男美女でものすごい出世をしとても順調に進んでいましたが、中宮に仕えている女官(男の方)やはりどうしても男なので仕えている中宮のことを好きになってしまったり、男(女の方)は同僚に怪しまれたりとだんだん複雑になっていきます。これは私の大好きな本で何回も読んでいます。今までは小学生向けしか読んだことがありませんでしたが、この本を読んで大人用の本も読んでみようと思いました。また、「とりかへばや物語」は本によって登場人物の名前や本の内容が少しずつ違うそうなのでそこの違いも楽しんでみたいです。近代文学、古典文学の名著といっても、その本が書かれた時代背景や作家の意図についてある程度知識がないと、読んでいてもよくわからないことがあります。名著のガイドブックのようなこの本をヒントに、興味を持った本がたくさんあったので、今後、ぜひ買って読んでみたいと思います。

 一校舎国語研究会「日本・名著のあらすじ―精選40冊 」は先ほどの本と同じシリーズですがさらに精選された必読書が紹介されていました。この紹介本の中からは「耳なし芳一のはなし」が一番気になりました。耳なし芳一は、すごく有名な話だと思います。しかし私は耳が取られると言う所までしか知りませんでした。しかしこの紹介本を読むともっとたくさんの話がありあることがわかりました。また書いた人や訳した人によって少しずつ内容が違うこともわかりました。国語の教科書だけでなく有名な著名人から海外の方が訳した本までの沢山の、の耳なし芳一を読んで違いを楽しんでみたいと思いました。小泉八雲さんにもとても興味がわいたので他の怪談も読んでみたいと思います。

 星新一「マイ国家」は31話が入った短編集でした。私が一番心に残った物語は「マイ国家」です。登場人物はすごく真面目な銀行の外勤係と一見普通の家に暮らしているけれどとても変わり者のおじさんです。物語は、銀行の外勤係の男がこの変わり者のおじさんの住んでいる家に行くところから始まります。インターホン鳴らしても誰も出てこなかったので、男は心配になっておじさんの家に勝手に上がってしまいます。するとこのおじさんは酒を振る舞うなどしてとても男を歓迎してくれました。しかしこの酒にはしびれ薬がはいっており男は逮捕されてしまいます。なぜ逮捕されたのかと言うとこのおじさんがマイ国家という自分の国を家に作っていた変わり者だったからです。この本の面白いところは、冗談や遊びで国を作っているのではなく、電話の国際線を切ったり凶器をを使ったりと本格的だというところです。裁判の話や刑罰の話を男おじさんから散々聞かされた後男は社会釈放されます。怖いし危ないけれど、自分の世界を持つ事は良い事だなぁと私は感じました。またこの男の人も外勤係として来ただけなのに、とんでもない災難に遭っていてとても面白い物語だと思いました。

 辻村深月「スロウハイツの神様(上)」はスロウハイツという現代版トキワ荘を舞台にした物語でした。スロウハイツはアパートです。このスロウハイツにクラス住民たちは皆作家や漫画家、画家などを目指す卵たちばかりです。
この物語には「コーキの天使」というものが出てきます。10年前山中でチヨダコーキの小説のせいで殺し合いが起きるという事件が起こり、登場人物の1人チヨダ・コーキは小説を書くことができなくなります。そんなチヨダ・コーキを救ったのが匿名で送られてきた手紙でした。この手紙の主を探しながら物語は進んでいきます。まだ上で結末までいっていないので私は「コーキの天使」は誰なのかすごく気になっています。次に続く下巻を早く読みたいです!!

62週目:2月15日~2月21日は次の本(計1,157ページ)でリーディングマラソンの予定です。
・木原武一「要約世界文学全集1」(新潮文庫)P478
・木原武一「要約世界文学全集2」(新潮文庫)P487
・銀色夏生「詩集 散リユク夕ベ」 (角川文庫) P192