自己紹介

<ユニセフ・フレンドネーションのチャレンジ型プロジェクト>で募金活動をしています。詳細は、上の[リーディングマラソン for チルドレンのページ]をクリックしてください。

2020年1月26日日曜日

第7週目:1月27日~2月2日のリーディングマラソン予定

前週:私の「リーディング・マラソン」チャレンジを応援してくださっている方々、申し訳ございません!予定していた本を全て読めませんでした。理由は、2つあります。学校行事の準備で心身が落ち着かなかったこと、学校の寮に入っているのですが、その寄宿舎の友達関係で色々と悩んでしまったこと、です。今は、2つとも大丈夫、心配ございません、元気です!
 読了したのは、予定していた5冊のうち、高木敏子「ガラスのうさぎ」、マイケル・ポンド「くまのパディントン」、熊谷さとし「ニホンカワウソはつくづく運がわるかった?!」の3冊、計580ページ、予定の半分ほどでした。
 あきらめず、取り戻せるようにがんばります!!引き続き、見守り、お祈り、チャレンジを通じたユニセフへの支援をどうぞよろしくお願いします!!!


 高木敏子さんの「ガラスのうさぎ」は、作者自身が体験した戦争の話について書かれていました。主人公は、戦争により集団疎開りすることになりました。しかし、そんな中、東京大空襲が起き、集団疎開する前に住んでいた家は焼けてしまい、2人の妹と母親を失います。やっとの思いで再会したお父さんも、新潟に行く途中機関銃で殺されてしまいます。奇跡的に特攻兵になっていた兄が生き延びて帰ってきたため、2人で戦争孤児として生活していきます。様々な地域を転々としながら、生き延びていく2人の姿が描かれています。


 マイケル・ポンドさんの「くまのパディントン」はブラウン夫婦がパディントン駅で「面倒を見てください」と言う文字を首からぶら下げていたクマを見つけたところから始まります。パディントンのお茶目な様子がたくさん書かれていてとても心のなごむ本でした。
 熊谷さとしさんの「ニホンカワウソはつくづく運がわるかった⁈」は絶滅してしまった動物や絶滅危惧種の動物について書かれていました。1章目は絶滅してしまった動物について書かれてあり、2章目は絶滅してしまったのか謎に包まれている日本カワウソについて書かれてあり、3章目は絶滅危惧種について書かれていました。動物の様々な謎について書いてあり、とても面白い本でした。

1月27日~2月2日は次の本でリーディングマラソンの予定です。
・夏目漱石「坊ちゃん」(偕成社)P233
・C.S.ルイス「ナルニア国物語~ライオンと魔女~」(岩波書店)P235
・ミヒャエル、エンデ「モモ」(岩波少年文庫)P409
・寺子屋モデル「日本の偉人 上」(致知出版社)P287

チャレンジ、がんばります!

2020年1月19日日曜日

第6週目:1月20日~26日のリーディングマラソン予定

前週:予定どおり、緒方貞子「共に生きるということ」、筒井康隆「時をかける少女」、由井亀美也「星空の飛行士」、星新一「気まぐれロボット」、星新一「ボッコちゃん」(新潮文庫)の5冊、計1,118ページを読了しました!


 緒方貞子さんの「共に生きるということ」は緒方貞子さんの生涯について描いた本でした。まず私は緒方貞子さんが犬養毅の曾孫だということに驚きました。また緒方貞子さんはどのようにして国連難民高等弁務官になったのか、国際協力機構理事長になったのかについてもよくわかりました。私は、緒方貞子さんが何度も危険な地域に自ら足を運んでいたことに、すごく尊敬しました。

 筒井康隆さんの「時をかける少女」は、和子が理科室で黒い女の影を見つけたことから始まります。和子はその女の影を追いかけて不思議な世界に行ってしまいます。和子が周りの友達を巻き込みながら時を行ったり来たりするファンタジー物語でした。少し怖かったです!
 由井亀美也さんの「星空の飛行士」は由井さんが宇宙に行った時に撮った写真が解説とともにたくさん載っていました。その中でも私が1番綺麗だと思ったのは、オーロラの写真です。宇宙にはこんなにきれいな情景があるんだと知り、宇宙に行ってみたくなりました。
 星新一さんの「気まぐれロボット」は36話のお話が入った短編集でした。その中でも1番面白かったお話は(九官鳥作戦)です。この話は、人間が言ったことを真似する九官鳥を利用してダイヤモンドを盗もうとした男の話です。男は九官鳥に、「ダイヤモンドを渡さなかったら右足についている小型爆弾を爆発させるぞ」などという言葉を覚えさせ街に出させました。見事その作戦は成功し手に入れたダイヤモンドを売ろうと思いました。しかし、男は山奥に住んでいたためその頃ダイヤモンドを大量に作りすぎてしまい、ダイヤモンドの価値がおもちゃほどになってしまったことを知りませんでした。読んでいて、せっかく長い時間をかけて九官鳥に言葉を覚えさせ盗みが成功したと思ったのに、その盗んだものに全然価値がなかった男の人が少しかわいそうになりました。


 星新一さんの「ボッコちゃん」は「気まぐれロボット」と同じく50 のお話が入った短編集でした。その中でも一番面白かったのは(殺し屋ですのよ)です。この話は、ある会社の社長であるN氏のもとに殺し屋の女が現れるところから始まります。女はN氏の会社のライバルであるG産業の社長を殺すと言ってきます。しかし、女は毒殺や刺殺ではなく病死させるといいました。しばらくするとNEWSでG産業の社長が病死したというNEWSが流れました。一番最後にどのようにして病死させたかが書いてあります。とても面白いお話でした。私は星新一さんの物語が大好きなので、これからももっと読んでいきたいです!

1月20日~26日は次の本でリーディングマラソンの予定です。
・高木敏子「ガラスのうさぎ」(フォア文庫)P190
・マイケル・ポンド「くまのパディントン」(福音館文庫)P217
・熊谷さとし「ニホンカワウソはつくづく運がわるかった⁈」(偕成社)P173
・夏目漱石「坊ちゃん」(偕成社)P233
・C.S.ルイス「ナルニア国物語~ライオンと魔女~」(岩波書店)P235

2020年1月12日日曜日

5週目:1月13日〜19日のリーディングマラソン予定

わたしのリーディングマラソンを通じてのユニセフ・フレンドネーションへの応援、
いつもありがとうございます!

前週:予定どおり、内海隆一郎「風のかたみ」、外山滋比古 他「何のために『学ぶ』のか」<中学生からの大学講義I>、伊藤遊「鬼の橋」、宮部みゆき「ばんば憑き」の4冊、計1,160ページ、読了しました!


 内海隆一郎さんの「風のかたみ」は、初め大学を2年前に卒業した木島がイタリアで美奈子に再会します。ある日そんな美奈子がいつも口癖にしていた「神様に感謝しなくちゃ」と言う言葉の意味を木島は知ります。私もその口癖の意味をしるととても感動し涙が出てくるような話でした。

 外山滋比古(他)さんの「何のために『学ぶ』のか」は学ぶと良いことがあるということを教えてくれた本でした。特に印象に残ったのは(知識のメタボ化)についてです。勉強しすぎるとその勉強した知識のみで物事を考てしまうことを表します。勉強は教科書だけではないので自分で様々なことに関心を持とうと思いました。 

 伊藤遊さんの「鬼の橋」は百人一首でも有名な小野篁(参議篁)の少年時代をファンタジー描いたものです。私はファンタジーが好きなので様々な不思議なことが起こっていくこのお話がとても気に入りました。おすすめの一冊です!

 宮部みゆきさんの「ばんば憑き」は中に6つの話が入っていました。その中でも私が1番面白いなと思ったのは「お文の影」と言うお話です。お文の影は、長屋の子たちと影踏み鬼をしていた左次郎がある時、長屋の子よりも1つ多い影を見つけます。左次郎と長屋のおじさんはその影の秘密についで調べていきます。その影は影踏み鬼が大好きだった女の子の影でした。その女の子のなくなってしまった理由や過去を知るととても悲しくなりました。何回読んでもページをめくるのが止まらなくなった本でした。

1月13日~19日は次の本でリーディングマラソンの予定です
・緒方貞子「共に生きるということ」(PHP研究所)P125
・筒井康隆「時をかける少女」(角川文庫)P238
・由井亀美也「星空の飛行士」(実務教育出版)P189
・星新一「気まぐれロボット」(角川文庫)P215
・星新一「ボッコちゃん」(新潮文庫)P351

2020年1月5日日曜日

第4週目:1月6日〜12日のリーディングマラソン予定

 2019年12月30日~2020年1月5日の感想
前週:年末年始で外出し、うっかり本を持って行き忘れたので、父の本棚から借りた下の本を読みました。
・日本SF作家クラブ「暴走する正義~巨匠たちの想像力~管理社会」(ちくま文庫) P437
・川上弘美「蛇を踏む」(文集文庫)P183
・マルクス・アウレリウス「自省録~漫画で読破~」(イーストプレス)P190
・みうらじゅん「自分なくしの旅」(幻冬社文庫)P325
の計1,135ページ読み終わりました。

 日本SF作家クラブの「暴走する正義~巨匠たちの想像力~管理社会」は戦後の日本社会について有名な作家が書いたお話をまとめた短編集です。
私が面白いと思ったのは、水木しげるさんと星新一さんのお話です。水木しげるさんのお話は日本の政治状況をこどもの国に例えて書いてありました。
星新一さんは未来の裁判についてのお話でした。未来の死刑は赤い惑星という何もないところにボタンを押すと水が出るが何回か押すと爆発する球を持って降ろされ死ぬのを一人で待つというものでした。その判決を受けた主人公を描いたお話でもしその主人公が自分だったらどうしているのかを考えながら読みました。
 川上弘美さんの「蛇を踏む」はある日、仕事に行く途中に蛇を踏んでしまった主人公のお話です。その蛇は変わった蛇で踏むと人間になりどこかに行ってしまいました。主人公が家に帰ると人間になった蛇が「あなたのお母さんだよ」と居座っていました。その後蛇が様々なことを主人公に仕掛けていきとても面白かったです。このほかにも2話、別のお話が入っていました。

 マルクス・アウレリウスの「自省録~漫画で読破~」は漫画でとてもわかりやすくまた、面白く自省録について書いてありました。


 みうらじゅんさんの「自分なくしの旅」は美大に落ちた浪人生の主人公が女優にとても似ている女の子に出会うところから始まります。今まで女の子と付き合ったことがなかった主人公はその子といるのが楽しくなりだんだん恋愛に夢中になっていきます。しかし勉強もおろそかになっていきだんだん孤独さを感じるようになっていきます。そんな主人公が自分はどう生きればいいのかを様々な困難を通して書いてあるお話でした。

1月6日~12日の予定
・内海隆一郎「風のかたみ」(光文社文庫)P274
・外山滋比古 他「何のために『学ぶ』のか」<中学生からの大学講義I>(ちくまプリマー新書)P208
・伊藤遊「鬼の橋」(福音館文庫)P343
・宮部みゆき「ばんば憑き」(新人物往来社)P335


学校の新学期が始まります。
ユニセフのリーディングマラソン・チャレンジも引き続きがんばります!
これからも応援、どうぞよろしくお願いいたします!