2019年12月30日~2020年1月5日の感想
前週:年末年始で外出し、うっかり本を持って行き忘れたので、父の本棚から借りた下の本を読みました。
・日本SF作家クラブ「暴走する正義~巨匠たちの想像力~管理社会」(ちくま文庫) P437
・川上弘美「蛇を踏む」(文集文庫)P183
・マルクス・アウレリウス「自省録~漫画で読破~」(イーストプレス)P190
・みうらじゅん「自分なくしの旅」(幻冬社文庫)P325
の計1,135ページ読み終わりました。
私が面白いと思ったのは、水木しげるさんと星新一さんのお話です。水木しげるさんのお話は日本の政治状況をこどもの国に例えて書いてありました。
星新一さんは未来の裁判についてのお話でした。未来の死刑は赤い惑星という何もないところにボタンを押すと水が出るが何回か押すと爆発する球を持って降ろされ死ぬのを一人で待つというものでした。その判決を受けた主人公を描いたお話でもしその主人公が自分だったらどうしているのかを考えながら読みました。 川上弘美さんの「蛇を踏む」はある日、仕事に行く途中に蛇を踏んでしまった主人公のお話です。その蛇は変わった蛇で踏むと人間になりどこかに行ってしまいました。主人公が家に帰ると人間になった蛇が「あなたのお母さんだよ」と居座っていました。その後蛇が様々なことを主人公に仕掛けていきとても面白かったです。このほかにも2話、別のお話が入っていました。
1月6日~12日の予定
・内海隆一郎「風のかたみ」(光文社文庫)P274
・外山滋比古 他「何のために『学ぶ』のか」<中学生からの大学講義I>(ちくまプリマー新書)P208
・伊藤遊「鬼の橋」(福音館文庫)P343
・宮部みゆき「ばんば憑き」(新人物往来社)P335
学校の新学期が始まります。
ユニセフのリーディングマラソン・チャレンジも引き続きがんばります!
これからも応援、どうぞよろしくお願いいたします!