自己紹介

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2020年2月16日日曜日

第10週目:2月17日~2月23日のリーディングマラソン予定

前週:予定どおり、新渡戸稲造「武士道」、西郷隆盛「西郷南洲遺訓」、吉田松陰「留魂録」、山崎直子「宇宙飛行士になる勉強法」、井上靖「真田軍記」(角川文庫)の5冊、計1,105ページ読了しました!9週目までの累計は、計9,715ページです。

 新渡戸稲造「武士道」は新渡戸稲造さんの武士道について、とてもわかりやすく書いてありました。私が武士道の中で一番好きな言葉は「仁」です。「仁」は、王者の持つ徳分のことを言います。「愛情、寛容、他人への同情、憐憫の情は常に至上の美徳と見なされ人間の魂の中にある最も気高い性質とされてきました」と本文に書いてありました。「仁」は、私の名前「にいな」にも入っている字なので、この言葉に込められた意味を大切にしていきたいと思いました。

 西郷隆盛「西郷南洲遺訓」は旧出羽庄内藩の人が西郷から聞いた話をまとめたものです。私はNHK大河ドラマで「西郷どん」を観たり、西郷さんの本をいろいろ読んだりしていたのでこの本を読んで、西郷さんの教えを大切にして生活をしていきたいと改めて思いました。

 吉田松陰「留魂録」を読んで、まず私が驚いたことは、この話は吉田松陰が刑死する2日前から書き始められたものだということです。そして留魂録の真筆は松下村塾の弟子たちの手に渡った後、17年間も行方が分からなかったことです。この吉田松陰の留魂録は、吉田松陰の大切な教えとともに当時の歴史について詳しく書かれておりとてもためになりました。また、この留魂録を最初に託された人は吉田松陰の2人の妹の夫だと言うことにも驚きました。また吉田松陰のふたりめの妹はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロインということも知りました(私はドラマを観ていませんでした)。

 山崎直子「宇宙飛行士になる勉強法」は、山崎直子さんの宇宙飛行士になるまでの様々な出来事について語りました。私が思ったことは、やはり英語は何にでも使えるため、とても大切だということです。また、宇宙についての興味を広げることができました(去年の文化祭では学年で「宇宙」について調べて展示発表しました)。

 井上靖「真田軍記」は、真田軍記、篝火、高嶺の花、犬坊狂乱、森蘭丸の5つのお話が入っていました。真田軍記は、今までも真田のいろいろなお話や大河ドラマの真田丸を見ていたためいろいろな展開を予想しながら読むことができました。私はあとの4つのお話のうち、森蘭丸が1番好きです。理由は、あまり知られていない人物でもあり、信長の1番近くに居た人物でもあるからです。また本能寺の変後の経緯について私は詳しく知らなかったため、この話で知ることができました。森蘭丸の生涯や恋などのことも少し含めて書いてあるお話でした。

2月17日~2月23日は次の本でリーディングマラソンの予定です。
・宮本武蔵「五輪書」いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ(5)(致知出版社)P163
・伊藤真「続ける力」(幻冬舎新書)P183
・柳澤桂子「すべての命が愛おしい」(集英社文庫)P211
・池内了「30の発明から読む世界史」(日経ビジネス人文庫)P318
・木畑洋一「チャーチル:イギリス帝国と歩んだ男」(山川出版社)P90
・小田切進、江藤淳「夏目漱石:新潮日本文学アルバム」(新潮社)P111

もうすぐ期末試験(学年末試験)がはじまりますが、リーディング・マラソンもがんばります!